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2010年5月17日 (月)

夢は無意識の欲望?…自分は何を求めてる?

最近、ロクに日記を書いてなかったので、今日は少し長文を。

昨日、変な夢を見たので、それを書いてみます。 まあ、全部は覚えてないので、大まかなイメージを。

 

ただ…自分の夢は、鑑定したら『異常』と出るよーな夢ばかりなので、読む人は注意。 微グロです。 気分が悪くなる可能性もあります(ぇ)

それに、微妙に長いのでー。 まっ、ヒマでヒマで仕方ない人だけどうぞ。

 


夢SS その6くらい?

 

俺は湖に釣り糸を垂れる。 最近この湖には、外来種が蔓延っているらしい。 その退治も兼ねて釣りをしている。
しばらく釣り糸を垂らすと、魚が釣れた。 見た事がない魚、これがウワサの外来種か? これだけ簡単に釣れるのなら、ホントに蔓延しているようだ。

まあ取り合えず、今日の晩飯のオカズをゲットだ。 魚をクーラーボックスに入れようとする…と、急に暴れだし。 可愛い女の子の姿になった。 しかも、黒髪オカッパ娘だ。

そのオカッパ娘は、両手を胸の前に組んで、必死な表情。

「お、お願いです、助けてクダサイ!」
「いや、助けろと言われても。 …つーか、誰?」
「先程、釣られた魚です」

しばし沈黙。 頭が痛むので、眉間に指を当ててみる。

「……最近の魚ってのは、しゃべるのか?」
外来種ですから

「………どこ産の外来種だと人語を解するんだよ?」
M78星雲辺りですけど

…ナルホド、確かにそれは外来種だ。 人語を解するドコロか、変身して当然と言えるだろう。

「てーか、なんでこんな湖に星外来種が?」
「つい最近、ここに隕石が落ちたでしょう? そこにヘバりついてました。
 他にも、何種類かの外来種がいたみたいですよ」

「他にも…って、ソイツ等も変身するワケ? 全員、女の子に?
「さあ? 変身能力はあっても、どんな姿になるかは分かりませんね。
 この姿は、あなたの脳から、今萌えてるイメージを取り出して、幻想として見せているだけですから」

…そー言われると、俺が常日頃から、可愛い子を妄想してる怪しい人間になってしまうので、ヤメテ欲しいが。

「…いやマテ。 今、幻覚って言ったか?」
「はい。 この姿は、光の屈折をすごく利用して、人の姿に見せてるだけなんです」

「…じゃあ、ホントは魚のまま?」
「はい。 さらに言うなら、幻覚を見せられる相手は一人だけですね。 光の屈折うんぬんですから」

確かに、顔の部分を触ろうとしても、手がすり抜けた。 これではナンも出来やしな……コホン。

「……てーか、それだと今の俺、魚に話しかけてる危ない人か?
「はい、第三者から見たら。
 まあ良いじゃないですか。 あなた、元々誉められた顔はしてないですし。 今更、他人に引かれる行動を気にしたって手遅れ…」


俺は今日も釣り糸を垂れる。 ああ、昨日の『魚のムニエル』は美味かったなぁ…。 あの味を忘れられなくて、今日も釣りに勤しんでいる。
…今度こそ、普通の肉体と奥ゆかしい性格の魚子ちゃんとの出会いを…そして、別の意味でのオカズとな…コホン。

あくまで晩御飯のオカズゲットのため、今日も釣り糸を垂らす。

しばらくすると竿に反応があった。 釣り上げれば、またもや見た事のない魚。 これも外来種か…と思う間もなく、またもや可愛い女の子に変身する魚。 しかも今度は金髪ツイテだ、スバラシイ

「お、お願いです、助けてクダサイ!」
「いやまず、何よりも先に確認しとくぞ。 お前のその体はホンモノだな?」

「え? …あっ、はい。 一応、物質構築した体ですけど…」
「つまりは今、その人型ボディに触れられるってコトでOKだな?」
「はぁまあ、実在してますから。 空気中の水分をあーだこーだで、構築したボディです」
「ナルホド。 人間の体なんて水分がホトンドだから、理に適ってるな」

詳しくは知らんが、そーゆーコトにしとこう。 一番の問題は、この子が昨日の子よりも可愛いとゆーことだし。

「そうか、安心した。 幻覚を使ってるんじゃないんだな」
「いえ、使ってますよ? 幻覚」

軽く眩暈がした。

「………マテ。 お前今、触れるボディだって言ったじゃないか」
「はい、触れはしますけど…。 あなたの脳から萌え情報をうんぬんで。 それを幻影として見せてるんです」

「前のヤツと同じかよ…。 違うのは、変身してなおかつ、その上に幻想を乗せてるんだな?
 じゃあ取り合えず、その幻想をブチ壊せ。 じゃないと喰うぞ」
「は、はい、分かりました」
娘(?)は、素直に『シュルン』と姿を変える。 その本当の姿は魚ではなく、されど人でもない。 一言で言うなら、それは。

「完全にインスマス人です! 本当にありがとうございます! クトゥルー神話はホンマやったんや!」
「なぜ最後だけ関西弁?」

瞼の無いウツロな目がコチラを覗き込む。 正直、かなり気持ち悪い。
これが人魚ならまだ許せるが…コレは人魚と言うよりも、魚人。 マーメイドではなく、マーマン。 RPGに、モンスターとして出るレベル。
俺は痛む頭を押さえつつ、手を振った。

「いや、もういい……お前はルルイエに帰れ……

「はぁ…ルルイエが何だかは分かりません、分かりました。
 あなた、顔はかなり不器用ですけど良いヒトですね」


…そして次の日。 俺は、再び湖に釣り糸を垂れていた。
ああ、昨日の『魚のタタキ』は美味かったなぁ……量、凄く多かったけど。

あの味が忘れられなくて、俺は今日も釣り糸を垂らす。 今日こそ…今度こそはと祈りつつ…。

 

 …オシマイ…

 

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コメント

インスマウス…だと…?


イア!イア!クトゥルフ フタグン!

イア!イア!クトゥルフ フタグン!

投稿: 桜田晶 | 2010年5月18日 (火) 01時07分

インスマウス、知名度高いなー(笑) クトゥルフ フタグン!

てか、今は何で知るんだろう? クトゥルフの呼び声? デモンベイン? 這いよれ、ニャル子? それともチャンと、小説読むのかしらん?

投稿: だーしゅ | 2010年5月19日 (水) 22時59分

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